藩境のまち 肥後街道 ~小保・榎津の町並み~

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2011年 08月 29日 ( 1 )

酒蔵版画家 一木軍盛展

はようございます。

「盆も過ぎ、随分涼しくなりましたね」と言いたいのですが、毎日猛暑の日が続きます。
猛暑お見舞い申し上げます。

 肥後街道宿場を歩くのまつりのPRでいつもお世話になっている、八女伝統工芸館で、9月21日(水)~25日(日)に開催されます「ワシのカタチ展」に、一木軍盛氏の版画を出展します。

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長い歴史の八女和紙が今も‘いきづく姿’がどんなカタチをしているか。一般公募による、作品・思い出の品・資料品などが展示されます。個性豊かな応募作品が並び、見て楽しく、和紙の魅力に触れる機会となることを目的として第2回「ワシのカタチ展」が開催されます。

今年の「肥後街道宿場を歩く」の時に、吉原義朗家で催しました「酒蔵版画家 一木軍盛展」の様子をアップします。

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一木軍盛は、私(中村美由紀)の叔父で、酒に詳しく、師でもありました。一木は2010年2月11日城島の酒蔵まつりの日に79歳で急死しました。
31歳の時、当店(有)中村商店に勤務し、「酒ば知らんで、酒ば売られんばい」と、各地の醸造元を訪れるうち、日本酒離れなどで酒蔵が取り壊されていることを知り、50歳頃から版画作りを本格化させていきました。酒をこよなく愛し、消えゆく酒蔵や酒造りを版画に残しています。

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一木の版画を使用した出版物も多く、特に97年には、城島町発行の「ふるさと文庫『筑後城島 酒の四季』」の挿絵を担当しています。

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筑後酒造り唄保存会による、酒造り唄も披露されました。鐘ヶ江先生は、米洗い唄を唄いながら、その様子を紹介してくださいました。

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躍動的なまつりの版画も手がけ、この「山笠」は、代表作です。宮崎勢津子さんの山野草が花を添えました。

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江頭良介さんの木の作品と、吉原まりこさんのてまりのコラボがすてきでした。

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まつりの日の吉原義朗家を飾る垂れ幕や、酒売り場のタペストリーは、キャンパス地にアクリル絵の具で描いたものです。
160年ほど前まで、この吉原氏酒場で造られていた江戸時代の酒『まひ鶴』は、まつりの日 2日間だけの販売です。今年はラベルに仕込みの版画を使用させていただきました。好評で、2日目のお昼頃、完売しました。ありがとうございました。来年もおいしいお酒を造って、4月28日、29日のまつりの日のご来場、吉原義朗家でお待ちしています。

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城島町町民の森公園にある酒造りの様子を描いた壁画(1989年)は最大部分が長さ20メートル、高さ3メートルという大作です。是非、大きな壁画を見に城島町を訪ねてください。
                                      筆:中村美由紀
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by higokaidou | 2011-08-29 06:33 | 2011年肥後街道